フィンテック業界 金融革命なのに分かりづらい件

一人焼肉にハマりました、どうも僕です。
突然ですが「マネーショート 華麗なる大逆転」という洋画は観たことあります?
リーマンショックで巨額の利益を叩き出したトレーダーを描いたノンフィックション映画です。

金融も好きですが、ブラッド・ピットのファンで、観たのですが結果全体の1割もでてなくて、映画自体もガチドキュメンタリーでがっかりでしたので、ほんと観ない方がいいですよー笑

本題 フィンテックが注目される理由

さて本題。マネーショートもそうですが、金融はただでさえ一般には分かりづらいのですね。バズワード的になりつつありますが、最近の金融業界の「フィンテック」の盛り上がりがヤバいです。
※AI・ドローン・クラウド業界レベルで将来性がMAXで高いですね。

ただ誤解されているのは、フィンテックという言葉自体は珍しくなく、PayPal は1998年から存在しており、つまり革新的な手法というよりは、継続的な流れの一環と言えそうです。

ただなぜ近年注目されているのかといえば、今までの銀行による融資モデル(いわゆる間接金融)を、銀行を介さない直接金融に代替しつつあることが挙げられます。

フィンテックとは?

という言葉が日本で急速に注目を集めています。もともとは海外で生まれた、フィンテック(Fintech)とは、Finance(金融)Technology(技術)を合わた造語です。

ただシンプルにひとつの事象をフィンテックと呼んでいるわけではなく、いくつかの分野に分かれているのが特徴ですね。
オンライン上での融資の仲介・スマートフォンを用いたモバイル決済・資産管理の自動化・資産運用のアドバイスなど多岐にわたります。特に大きい分野は、融資・決済が特に盛り上がりを見せています。

融資(P2Pレンディング)

フィンテックの中でももっとも盛り上げっている融資のひとつです。
P2Pレンディングとは、オンライン上でお金の借り手と貸し手をマッチングするビジネスモデルを指します。

個人間取引の意味で、P2P(Peer to Peer)だったのが、最近は機関投資家が貸出すケースが増えたためマーケットプレイス貸出とも言われているようですね。

拡大するマーケットプレイス|みずほ総合研究所

結融資審査がフィンテックによって、自動化・簡略化することでコスト減少=お金の借りて側の金利が安くなるため、低利で融資を受けられれば良いというユーザーこそ望まれるサービスと言えます。

金融の本場アメリカで上場まで至った企業としてはLending Club(レンディングクラブ)(2006年創業、2014年12月上場)が有名ですね。ビッグデータ分析をもとに貸出条件設定を設けマッチングさせるのですが、
また日本勢も負けておらず、ソーシャルレンディング | maneo(マネオ) が投資家資金によるローンファンドが有名。

銀行を介さず、maneo(マネオ) を利用するユーザーとしては、下記のケースを想定しているとのこと。

・創立後の年数が浅く、企業としてまだ銀行の融資対象にならない。
・必要資金が少額であるため、銀行が融資に消極的である。
・融資では掛け目が低く、多額の自己資金が必要となる。
・毎月の元本返済があり、事業のキャッシュフローと合わない。
・建物が竣工するまでは担保の対象とならないので、建築資金の融資が受けられない。
・銀行からも借りているが、資金調達の手段を増やしたい。

やはり両者ともに銀行が請け負っていた業務を代行する店業界再編させる可能性は大いにあると思います。また他にも大手もありますが、やはりLending Club(レンディングクラブ)が最も注目ですね。

■他大手
Prosper Marketplace, Inc.(プロスパー・マーケットプレース)

Funding Circle Ltd.(ファンディング・サークル)

フィンテックの代表決済サービス

フィンテック2本柱である2つ目。モバイル決済は特に個人生活には大きく体感できそうですね。

PayPal(ペイパル)|クレジットカード決済代行

やはり決済代行サービスの中でも、代表的なのは米国の「PayPal(ペイパル)」でしょうか。
口座間やクレジットカードでの送金や入金を行うことができ、インターネット通信販売・オークションのeBayに買収されたものの2015年に独立しました。
ネット上で店舗や個人から買物をする際、カード番号を相手に通知せずに決済ができるサービスが好評で、会員は2億人を超えていますね。

僕も一度利用したことがありますが、海外サイトなどでは特に安心して取引ができるのはありがたいです。

Square (スクエア)|モバイル決済サービス

Square (スクエア)|スマホ、タブレットでカード決済も革新的ですね。決済手数料は3.25%・ICカード対応のSquareリーダーは、お使いのスマホやタブレット端末に差し込むだけで接続完了という手軽さというのは本当にありがたいですね。

Coiney(コイニー) |モバイル決済サービス

Coiney(コイニー)- お店の決済をかんたんに。 | Coiney こちらもスクエアに大変良く似ていますね。

支付宝(アリペイ)

支付宝(アリペイ)とは「アリババグループ」が提供する中国最大規模のオンライン決済サービスです。
つまりはペイパルの中国版といえば分かりやすいかも?

4億人以上の登録ユーザー、中国モバイル決済で80%のシェアを誇るオンライン決済となりました。中国ではクレジットカッードはそこまで浸透していませんでした。主に決済ではデビットカード「銀聯(ぎんれい)」が一般的には使われています。そんな中、近年急激に普及しているのが「支付宝(アリペイ)」で最も将来性がある決済サービスとなりました。

ざっくりまとめ

というわけでまとめとしては下記

・フィンテックとは、様々なテクノロジーによる新規システムの総称
・2016年時点では、おもに融資・決済分野が牽引

やはり銀行も各社協業を進める雰囲気はあるものの、マイナス影響は少なからずありそうですね〜今後もフィンテック業界注目していきたいです。

次はどんな業界にしよーかな

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク