印刷業界

本音で語ってみる

今後の市場規模縮小がある程度見込まれており、転職は異業種となる事を考えると、就職・転職で印刷業界をあえて選ぶ理由は少ない気がします。また年収も上がりづらい傾向となるため、異業種から印刷業界にこられる場合は、ぜひ色々考えてみてください。

業界概要

印刷業界とは、書籍、雑誌等の一般消費者向けの出版印刷、チラシやカタログなどの企業向けの商業印刷のふたつがメインとなります。市場規模は10年で2兆円縮小しており、印刷事業以外の進出を模索中。出典(日本印刷産業連合会

印刷業界の今後

印刷事業に続くを柱をつくれるのかが、大きな課題です。印刷市場は縮小がつづいており、今後も一般企業はペーパーレスを推し進めています。各社電子書籍の参入、紙とITを組み合わせた販売促進支援、ITの業務受託など様々な取り組みを初めています。特に大手の大日本印刷、凸版印刷は海外企業への出資を初めており、ベトナムのICカード製造企業へ。凸版印刷は食品包装に使うフィルム工場を新設しました。特に凸版印刷は電子書籍も緩やかに拡大しており、電子書籍会員数は、100万人を突破してます。デジタルコミックの制作・販売を傘下に収めました。

印刷業界ランキング

丸善CHIホールディングスのグループ会社の大日本印刷は、グループに加えスマートフォン向け中小型液晶の部品が復調です。また凸版印刷も同様に中小型液晶向けや販売促進物事業が伸びており、大手の印刷事業への取り組みが順調にいっています。
第1位 凸版印刷 TOPPAN(売上高1兆5320億円 営業利益357億円)
第2位 大日本印刷(売上高1兆4485億円 営業利益500億円)

印刷業界の市場規模

5兆6169億円です。10年で2兆円下がってもやはりまだまだ市場規模は小さくはない様です。ただ今後も市場縮小は拡大すると見られています。(出典:2012年経済産業省 【平成24年工業統計表】

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