航空機業界

今キテル! 航空機業界

男性の方なら、子供の頃飛行機が大好きですよね。筆者もボーイングの飛行機を買ってもらった記憶があります。そしてその航空機業界も、2015年現在は、大変夢のある業界の様です。
理由は新興国の輸送人員の増加に加え、現在運行されている機体の更新などにより、今後20年の新規建造の受注予想は、3万機。金額換算で50兆円という巨大市場です。
参照:日本航空宇宙工業会(データ)

航空機業界のドル箱 中型・大型旅客機市場

一口に航空機業界といっても、日本航空機開発協会の新規建造受注予測では、120 ~169席の中型がダントツの1万2000機。170〜229席が5000機など、上記新興国の需要を受け、中型・大型旅客機が特に売れ行きがいいと予測されます。

圧倒的! 航空機業界のTOP 2

もはや2大巨頭といえる二社をご紹介。航空機業界はこの2社を軸にしているといっても過言ではないでしょう。また他業界と異なる点は、アメリカ企業の旅客機業界独占を脅威に感じた、欧州連合が企業をバックアップするなど、2社というよりは、国際政治的な意味合いもあり、ここから競合が現れる可能性は、低そう。。中国が国産旅客機をということになればもしかしてとも思いましたが、でも2社でここまで成熟した業界には参入できないでしょう。

AIRBUS(エアバス)

ヨーロッパの国際協同会社で、航空宇宙防衛企業のエアバス・グループ傘下にある航空機メーカーで、欧州4カ国の航空機メーカーが統合されできた企業です。納入機数は右肩上がりで、5兆5844億円と、トヨタの2兆円の2倍という脅威の売り上げを誇ります。主力は200席未満の【320】シリーズが77%でしたが、300席前後の【A350】でもはや死角なし?

BOEING(ボーイング)

アメリカ合衆国に所在する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社で、民間機だけでなく、軍用機、ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発・設計製造を行っています。日本ではエアバスより聞き馴染みがあるのではないでしょうか。理由は複数の日本企業が機体の開発・生産携わっており、売り上げはエアバスに若干劣る5兆4040億円。ただ300席以上のボーイング【777】の販売実績は、エアバスをおおきく上回ります。ただやはり主力はエアバスと同様の200席未満の機体で、【737】シリーズが受注内訳の73%を占める形となっています。

参照:日本航空機開発協会

国内の航空機関連企業

さて航空機の受注が増えるということは、関連企業にも恩恵があることになります。国内では、三菱重工、川崎重工業などが、ボーイングの製造に携わっています。三菱重工は、ボーイング最新鋭機の【787】で主翼製造を行い、川崎重工業は、ボーイング【B777】では胴体パネル等を製造しています。この辺りからも、親米日本の姿が浮かび上がりますね。

飛行機=民間用途?

飛行機といえば、戦争の主力として、爆撃機から戦闘機など軍のイメージが強くなないでしょうか? 実際には近年民間用途が、防衛用途を超しており、もはや飛行機は民間の為にあるといえるかもしれません。

参照:日本航空宇宙工業会(データ)

株式投資・転職は?

NYダウ工業株30種に選ばれるなど、ボーイングは個人的におすすめ。また先述の通り今後の見通しも明るいため、

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