どうも僕です。
amazonと聞けばECサイトを思い浮かべる方が多いですね? 今回紹介するクラウドサービス業界では、日本国内・世界ともにシェア一位の座を爆走中です。業界自体が急拡大しており、amazonのシェアは業界一位というだけでなく、今後もその独走が揺らぐ理由もなく、まさにamazon無双状態です。
クラウドサービスとは?
これまでのIT環境は自社内に全てを置き管理を行う“オンプレミス“という手法を採用していました。<しかし、インターネット環境が発展することにより、自社内にITシステムを物理的に置いて管理するよりも、インターネットを通じて運営代行をしてくれる業者(クラウドサービス業者)のシステムに載せ換える動きが普及してきました。 これらをクラウドサービスと呼びます。by クラウド業界とは | サービス | プロエンジニア
というわけで、各社物理的に管理してきた時代からインターネットを介してシステム運用代行業のイメージですね。
クラウドサービスの用語解説
専門的な横文字が多いので事前に解説!パブリッククラウドとプライベートクラウド、どうやって使い分ける?|IDCフロンティア
パブリッククラウド = 専用のハードウェアなどを所有することなく、企業でも個人でも利用したい人が必要な時に必要なだけ自由にサーバーやネットワークリソースを使えるシステムを指します。
プライベートクラウド = 企業・組織が自社専用のクラウド環境を構築し、社内の各部署やグループ会社に提供する形態をいいます。
プライベートクラウド | パブリッククラウド | ||
---|---|---|---|
オンプレミス型 | ホステッド型 | ||
導入速度 | ▲ 自社内環境構築のための時間がかかる |
◯ 機器購入、自社内環境構築の必要がないため短納期で利用開始 |
◎ オンラインで即時導入可能 |
導入コスト | ▲ 設備投資のため、高額になりやすい。 |
○ 機器購入不要、初期費用なし。 月額定額で利用できる |
◎ 初期費用なし。使った分だけ支払う従量制。定額プランも選べる場合あり。 |
自社運用コスト | ▲ インフラの運用・管理を自社で行うので、コスト、運用負担がかかる。 |
○ インフラの運用・管理はクラウド事業者に任せられるので、オンプレミス型に比べてコストを抑えられる。リソース使用状況等全体のキャパシティ管理は必要。 |
◎ インフラの運用・管理はクラウド事業者に任せることができ、自動フェイルオーバー機能等の障害対策もされているため、運用コストを抑えられる。 |
セキュリティ | ◎ 独自のセキュリティ要件を満たせる。自社内にシステムを設置するため、外部からの不正アクセスの心配が少ない。 |
◎ 独自のセキュリティ要件を満たすような、独立した専有環境での構築が相談できる。 |
○ 基本的にはクラウド事業者のセキュリティポリシーに従う。他のユーザーと物理的に分かれたプライベートネットワーク(VLAN)環境で安心。 |
柔軟性 | ○ 自社の要件をすべて盛り込んだ独自のクラウド環境を構築できる。 |
◎ 専有環境でシステム構築やカスタマイズも自由自在。 |
◎ CPUやメモリ、ディスクを自由に選べ、サーバ作成の自由度が高い。必要リソースによってはサービス提供外となることもある。 |
利用ユーザー層 | 大企業・組織向け | 中小企業~大企業向け。数10台~100台以上の中規模システムに最適。 | 個人~大企業までさまざま |
企業から見た クラウドサービス導入メリットとは?
総務省|平成27年版 情報通信白書|クラウドサービスの利用動向によれば、導入した企業のクラウドサービスの導入理由は「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が40.6%と最も高く、次いで「初期導入コストが安価だったから」(34.1%)、「どこでもサービスを利用できるから」(29.4%)となっており、主に機能面及びコスト面からの理由が挙げられています。
まー今まで本業ではない場合は特に、安定かつコストが安ければ悩む理由は悩む理由はないですね。
国内クラウド市場は2019年度に2兆円へ成長
MM総研は2015年09月24日、国内クラウドサービス市場規模2014年度の実績・2019年度までの予測および需要動向に関して調査結果を発表しました。 国内クラウド市場は2019年度に2兆円へ成長 « ニュースリリース | 株式会社MM総研
国内クラウド市場は2014年度7,749億円と前年度比23.8%増加して急成長。新規ビジネスにおけるクラウド活用・社内の既存システムのクラウド移行が加速する結果、2019年度までの年平均成長率は21.7%・2015年度は9,696億円、2019年度には2014年度比2.7倍の2兆679億円と2兆円を超える市場に成長すると予測するとのこと。
主要なクラウド大手
国内外で人気のクラウドサービスをご紹介。。かと思ったのですが、やっぱりAWSが一番かもですね。
アマゾン ウェブ サービス(AWS)
Amazonが今日(米国時間7/28)、2016年第二四半期の決算を発表しました。Q2は営業利益が7億1800万ドルで、前四半期と同じく、Amazonのそのほかの部門全体の営業利益7億200万ドルよりも大きい(北米地区のみ、海外事業は1億3500万ドルの損失)とのこと。うーむすごい。。
あとは主要なクラウド大手ですね。
うーんクラウド業界の将来性は間違いないのですが、次はもっと変わった業界もいいのですね。