【SNS業界】ソーシャルメディアを独断と偏見で考えてみる

いやーみなさん突然ですがSNS使ってますか? リア充アピールしてるユーザーは隕石でも降らないかなーと願ってる管理人ですが、実はスマートフォンユーザーのうち『ほぼ全てのユーザーが使う』という有望な業界です。特に個人情報を基にした広告配信など活況のよう。そんなわけで今回はSNS業界をpickup!

SNS(エスエヌエス)ってなんですか?

ソーシャル・ネットワーキング・サービスsocial networking service)の略でSNSと呼ばれています。主な目的は個人間のコミュニケーションでしたが、近年は企業・政府機関などの情報発信のツールとしても活用 ・注目されています。SNSのくくりでも、実名制・ニックネームがOKだったり、文章・写真をメインに投稿するSNSなど各社ツールの特徴が色濃くでていますね。

日本:2015年度SNS利用動向に関する調査結果

株式会社 ICT総研の2015年度のSNS利用動向に関する調査結果が下記です。

■ 日本のSNS利用者は2015年末に6,451万人、2017年末には6,912万人へ拡大
■ ネットユーザーに占めるLINE利用率は58%、ツイッター 37%、フェイスブック 35%
■ 利用者満足度1位はインスタグラムで74.2ポイント、2位はLINEで73.3ポイント
■ LINE利用者の52%が利用時間増加傾向、Google+とスカイプの利用時間は伸び悩む
■ 33%の人が親しくない友人・知人とのコミュニケーションを取りたくないと回答

やはりLINE利用率は圧倒的。加えてInstagramの満足度は異常です。

SNS利用者数

SNS利用者数は年々増加傾向。LINEの登場に加えて、様々な年代が好むSNSが充実してきたのは大きそう。

SNS 利用率

利用率はLINE一強に続いてTwitter Facebook。ただアクティブユーザーはどれほど?とも思ったりね。

SNS 満足度

驚異的なのは、満足度でLINEを抑えたInstagram。うーむ。GENKINGのGoogleは使わないInstagram最高!みたいな記事ありましたが、うーむあなどりがたし。

SNS時間帯

あれ?? Instagramやばいですね。確実に既存のどこかのSNS食われていそう。タンブラー・Flickrとか。

ジャンル別でSNSまとめてみた

みんな知ってる定番系

こんなジャンルないんですが、日本で有名なものはまとめとこうかと。

LINE(ライン):韓国IT企業ネイバー株式会社の子会社、LINE株式会社(旧:NHN Japan株式会社)のアプリ。今や日本では圧倒的シェアを誇るアプリ。ごいすーです。

Facebook(フェイスブック):アメリカ合衆国のFacebook, Inc.が運営するインターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス。

Twitter(ツイッター):アメリカ合衆国のオブビアウス社(現Twitter社)が開始したウェブサービス。

Mixi(ミクシィ):株式会社ミクシィが運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス 。会社自体オワコンしたもののモンストで生き返ったイメージ。Mixiユーザーもまだいると聞いて驚いた。。

Google +(グーグルプラス):アメリカ合衆国 Google Inc.が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス。個人的にGoogle好きなので、応援してるもののだれも使ってないというw

写真系

Instagram(インスタグラム):アメリカ合衆国 Burbn, Inc.が運営する画像メインのSNS。フェイスブックに買収されました。これから日本でも勢いがあるSNS。偏見で、意識高い系なひとたち御用達アプリなイメージ。ほらおしゃれでしょ?私?的な。

Pinterest(ピンタレスト):アメリカ合衆国のCold Brew Labsが運営するピンボード風の写真共有SNS。ピンタレストと双璧なイメージだったのが、InstagramのバックにFacebookついたからもう厳しいのかも。。

Tumblr(タンブラー):アメリカ合衆国のTumblr, Inc.が運営する写真SNS。こちらもやばそうなイメージ

Flickr(フリッカー):こちらも写真共有SNS。いつ潰れるのか。。

ビジネス系

LinkedIn(リンクトイン):アメリカ合衆国の世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス。ビジネスSNS=Linkedinのイメージがありますね。個人的には年収が高いビジネスマンなら必ずアカウント持ってるイメージ。会社概要見てもやっぱり勢いはありそう。

Eight(エイト):蓄積される膨大な名刺をクラウド上で管理し、いつでもスマートフォンやパソコンから参照できるアプリ。画像として閲覧できるほか、ワンタップで電話をかけたり、メールを送信したりできるとのこと。いきなり招待が来てスパム?とこ思ったらじわじわ来てるそう。

メッセンジャー系

whatsapp(ワッツアップ):Facebook社が190億ドルで買収した月間ユーザー4億5000万人→ちなみにLINEは2億1500万人なので、倍くらい。ただ人気はヨーロッパ限定。

Snapchat(スナップチャット):既読するとメッセージが10秒で消えてしまう個性的なアプリ。メッセージだけでなく画像も消えるため重要な話よりも気軽なやり取りに使われてるそう。でも保存する技術ありそうだけど。

Kakao Talk(カカオトーク):韓国企業カカオ社のアプリ。一時期は流行りかけたもののLINEの攻勢であっさりオワコン化。

Viber(バイバー):イスラエル企業バイバー・メディアのアプリから、楽天に買収されました。色味が気持ち悪い。個人的にオワコン化。

WeChat(ウィーチャット):中国企業のテンセント(騰訊)のアプリ。中国語読みでは微信(ウェイシン)と呼ばれます。中国は規制の影響からガラパゴス化。自国で完コピサービス展開が大好き。また中国百度アプリに暗号化の不備のお話も多いので、ご注意ください。

個人的に注目しちゃったSNS

全部はめんどいなーと思っていたら、MMD研究所の「2015年版:スマートフォン利用者実態調査」(スマートフォンを持つ15歳以上60歳未満の男女2750人から回答)を拝見しました。

現在利用しているSNS・コミュニケーションアプリの種類は、LINEがすべての世代において85%を超える結果。Twitterは10代で79.6%、20代で68.9%となった。10代はInstagramとFacebookがTwitterに次いで26.2%で同率となったが、10代女性においてはInstagram(34.3%)Facebook(26.3%)を上回った。20~40代はTwitterがFacebookを上回るが、50代はFacebookがTwitterを上回る結果となった。

そんなわけで、現時点での日本でシェアをとっているLINE・Facebook・Twitter・Instagramをピックアップしてみました。

アジア限定巨人 LINE(ライン)

まずはLINE。ぶっちゃけ韓国・中国企業は好きではないのですが、LINEは本当すごいですね。また2016年3月24日事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」 もなかなか野心的な内容。

「Closing the distance」をミッションとして、自分が必要とする人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結する「スマートポータル」の実現を目指すと宣言しました。

それって『Yahooになりたい!』的なね。普通の企業は何言ってんだこいつなんですが、LINEならまんざらでもないかも。。

現時点の主要サービスのLINEアプリ・スタンプ事業・ゲーム事業・LINE MUSIC音楽事業は当然絶好調だし、プラットフォーム戦略では、LINE NEWS」、「LINE LIVE」、「LINE バイト」などLINEの自社サービスメインとして、LINEアカウントを起点に集客・アクション誘導・リピート促進を展開していくらしい。ほんと全方位網って感じですね。

お次は売上のおはなし。LINE、2015年通期の売上額は約1200億円–前年から4割増 – CNET Japan

2015年通期の売上額は1207億円(前年通期比40%増)と素晴らしい伸び。ただLINE月間アクティブユーザー数では、グローバルで約2億1500万人。後述するFacebookの8分の1程度と、これだけもてはやされてもいかにアジア限定かがわかりますね。。まーメッセンジャーアプリ=LINEになっただけでも本当すごいけど。

日本でのSNS業界で転職・投資するならLINE良さそうですね。

モバイル恩恵マッドマックス Facebook(フェイスブック)

みなさんご存知のFacebook。もとはアメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来してるそうです。

ちなみにCEOのマークザッカーバーグさん31歳の若さで世界6位の富豪に駆け上がった天才。1000万くらい頼んだらくれないかな。

ちなみに2015年は爆上げで、アメリカでは売上はいくらかなー的な予想屋さんがウォール街にいるそうですが、おもっきしぶち上げたそう。Facebook、ユーザー15.9億人、売上58億ドルでアナリストの予測を粉砕 | TechCrunch Japan

facebook

※MAU(Monthly Active Users)の略で、日本語では月間アクティブユーザーです。スマートフォンアプリでよく使われる指標で一ヶ月の間に一回でも利用や活動のあった利用者の数を指します。

モバイルはついにFacebookの広告売上の80%に達したとのこと。モバイルすげーというかスマートフォンすげーです。途上国の収益化が大きな役割を担っており、Facebookでは毎日5億人のユーザーが80億本のビデオを視聴しており、1日当たりビデオ視聴時間は1億時間に達するとのことで、ほんまモンスターですな。

もはやオワコン? Twitter(ツイッター)

一時期は1分間に34万「バルス!」 「天空の城ラピュタ」放送でTwitter盛り上がったりしたのですが、世界的には鈍化というか横ばいになったそう。

米Twitterは2015年第4四半期(10~12月)の決算を発表しました。売上高はFacebook同様モバイル広告が好調。

前年同期比48%増の7億1047万ドル、GAAPベースの純損失は9024万ドル(1株当たり13セント)で、前年同期(1億7500万ドルの赤字)より赤字幅が縮小したとのこと。

Twitter、売上高好調もMAUがついに前期から横ばいに 「より使いやすくしていく」とドーシーCEO – ITmedia ニュース

sns-gyoukai-twitter-mau

MAUこそ全てというとあれですけど、やっぱりユーザーあっての広告だと考えるとLINE・Facebookのが将来性はありそうです。。

ちなみにモバイル広告が広告売上高全体に占める割合は前期と変わらず86%となっていますが、Facebookより6%多いというところはやはりモバイルユーザーの認知があるんでしょうかね。

ちなみに英訳版はこちら。
Microsoft Word – Q4’15 Shareholder Letter – FINAL.docx

アメリカティーンの王道?snapchat(スナップチャット)

アメリカの10代の若者に爆発的人気となったSnapchatは、写真・動画・コメントを共有した後に、短時間の間に消えてしまうというアプリである。受信した画像や動画を閲覧すると数秒後には見れなくなるアプリでログも残らない。とのことSnapchatは5000万ドルの予想だったのが、今年3億ドルから3億5千万ドルほどの売上を見込んでいるそうです。うーむすごい。

今後の業界展望

ぶっちゃけFacebookが好調でしたがあくまでも2015年のお話。1例ですが若者のフェイスブック離れも気になります。リア充の投稿を見る人・リア充を装ってる人自身が疲れているそう。

ただモバイルユーザー・個人情報の活用は今後も継続するかと思いますので、有望な業界だと思ってます。

ここまでフェイスブック・ツイッターが成長したあとで、代替になるものを作る方が難しそう。ご紹介した写真・ビジネスなどの特定のジャンル・ニーズに合わせたSNSが成長する可能性がありそうです。

あと。。Google+みんなも使おう!!

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