VOD業界(Video On Demand)動画配信サービスが乱世な件

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いやー映画って本当にいいものですね( ・∀・) 水野晴郎風 という訳で、私は映画好きなんです。オーシャズ11なんて至高です。さて今話題と言えば、話題のネットフリックス初めてみたので、今回はVOD業界を取り上げてみます。

VOD業界とは?

動画配信サービスは、Video On Demand(ビデオオンデマンド)の頭文字をとって、VODと呼ばれています。今までは、レンタルビデオ店でDVDを借りて〜という流れでしたが、近年とくに盛り上がりますを見せているのが、このVODな訳ですね。いままでは映画1本毎にネット視聴が可能になるTVOD(都度課金制)と、SVOD(定額制)が存在しているが、今回コチラの記事では、おもにSVODを軸に進めさせていただきます。

VOD先進国 アメリカと日本を比較してみる

まずアメリカでは、レンタルを中心としたDVD市場は崩壊しており、定額制VODに置き換えられています。作品単品のVODも定着はしていますが、流れは定額制。そこで一人勝ちしているのがNetflixで、ワールドワイドの加入者では、4400万人を越えています。また地上波のテレビ放送の電波が届きにくい「難視聴地域」と言われる地域が多かった為、ケーブルテレビや衛星放送が普及したため。アメリカでは有料テレビ放送普及率は約9割と言われています。

それと引き換え、日本では地上波のテレビ放送が順調で、豊富な番組を無料で視聴できる為、課金へのハードルは高いようです。(実際映画見放題という触れ込みで僕も初めて視聴しました)またVODは自社のコンテンツを放送するだけではなく、著作権許諾処理などが必要な為、人件費などの権利処理費がかさみ利益確保が思うようにいかない。といわれています。

事実2014年にはアメリカの放送局が展開していた、Huluは、思うように進まず、日本テレビへ事業を譲渡しました。

いやぁ~乱世乱世! 動画配信サービス各社

というわけで乱世乱世ですね。ちなみに監獄学園は大変面白いので、おヒマなら人はぜひ見てください。特に独身アラサー男性。女性は。。知りません笑

Netflix (ネットフリックス) – 動画配信のガリバー

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というわけで僕もがっつりカモになってるNetflixをご紹介。月額650円(税抜)ですが、HD画質は950円からなので、ほとんどそれになるのでは。。PC視聴するなら必須ですね。

ネットフリックス(英: Netflix, Inc.、NASDAQ: NFLX)は、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社。本社はカリフォルニア州ロスガトスに置かれている。10万種類、延べ4200万枚のDVDを保有し、レンタル向けに1,600万人の顧客を得ている。また、ストリーミング配信では既存のコンテンツに加え、独占配信やオリジナル作品も扱っている。2015年6月末現在の加入者数は、全世界で6,560万人(うち米国4,230万人)by wiki

もともとはオンラインDVDレンタルだったようですが、ウォルマートやブロックバスターなど多くのライバルが同じ制度でしてきたものの、ネットフリックスが業界1位の座を守り続けているそう。すげえです。ちなみに動画配信業界でも、アメリカでは一人勝ち。まさに動画配信の黒船ですね。

フジテレビジョンと組んだ『Netflix テラスハウス』の新シーズンなども話題になりましたが、オリジナルコンテンツだけではなく、ソフトバンクとタッグを組むなど、クリエイティブ・戦略は素晴らしいなと思ったり。ただwifiつながないとすぐネット制限かかりそうだけど。。2013年にはネットフリックスのオリジナルドラマが、アメリカテレビ業界の祭典のエミー賞9部門にノミネートするなど評価も大変高いです。

Hulu – オリジナルドラマで勝負をかける

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さきほどご紹介しましたが、日本テレビががっつり買収したHuluをご紹介。あっ日本事業のみです念のため。Huluの強みはオリジナルドラマといっていいのでは。

日本テレビというか民放の地上波放送は、無料視聴できる広告モデルで、放送局が制作したい番組をスポンサー企業に提案し、了承した企業から制作料と電波料を受け取って番組を制作・放送していました。それにひきかえ月額利用料収入で成り立っているため、制作者の制限(クライアントへの配慮・地上波の検閲・放映時間の制約)などから解き放たれることになる。

Netflixとの違いは、自前での制作〜二時利用のノウハウは必ず活きてくると思ったり。

Amazonプライムビデオ

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Amazonプライムビデオとは、年会費3900円のプライム会員向け新サービスです。米国では2011年2月に開始したサービスで、その後、イギリス、ドイツ、オーストリアとへ展開。5番目のサービスインとなる国が日本となります。他のVODとの違いは、Amazonプライム会員なら実質無料の点でしょうか。またプライム会員を月額換算すると325円!ということで、動画配信で一番安いのは間違いなくAmazonプライムといえます。

dTV エイベックス好きなら良いかも?

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dTVはNTTドコモとエイベックスが合弁で展開する事業であり、3月の時点で460万人と、日本のSVODとしては2位を大幅に引き離す、圧倒的なユーザー数を誇ります。

1話当たり数千万円かかるといわれる制作費を投じてオリジナルドラマ作品を生み出せる資金力を持った配信プラットフォームは、日テレ傘下のHuluと、NTTドコモとエイベックスが合弁で運営するdTVだと言われています。ただコンテンツだけでみれば、自分ならNetflixかHuluがいいかも。逆にエイベックス系のアーティストのファンならおすすめかも?

U-NEXT<ユーネクスト> 有料だが新作も観れる!

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お次はU-NEXTをご紹介。 「ビデオ見放題サービス」1,990円/月(税抜)で他のVODに比べて割高と思いきや、継続利用で毎月1,000円分のU-NEXTポイントが追加されます。

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うーん。これなら1000円で旧作見放題の方がいいかも。2000円なら普通に新作だけを見ている方がコスパがいいような? パッと見は新作以外は差別化もピンとこないですね〜オリジナルコンテンツは、Netflix・Hulu・dTVとかの方が印象的です。

VOD業界の将来は?

結論からいえば、大変明るいと言えます。これから伸びる業界の一つですね。スマートフォン・タブレット端末の普及により、見たい時に動画が見れる時代が来ていますね。ただ各社同じコンテンツを共有している限りでは、料金のみしか差別化は難しいため、オリジナルコンテンツ・新作・格安料金がキーワードになりそうです。ただ料金だけならAmazon一択ですが、いきなり一年縛りは辛いですが、amazonユーザーならぜひ試して見たいものです。オリジナルコンテンツなら、洋画系ならNetflixですが、テレビ好きならHuluが良さそう。Huluには見逃し配信や日テレコンテンツと連動しているので、かなり豊富な印象。新作ならU-nextかもしれませんが、ちょっと2000円の必要はあるかなーと思ったり。

【若者の〜離れ】は嫌いですが、日本でも若い世代を中心にテレビ離れが進んでいます。総務省の調査によると14年に10~20代の若者が休日に自宅で過ごす時間のうち、ネットを利用する時間がテレビの視聴時間を上回りました。世界のネット動画の視聴者数は、2017年には7億3200万人に上る見通しのため、日本に限らず全世界が動画配信の未来が明るいと言えそうです。

さて次こそAI特集でもやりたいですね〜

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