広告業界

広告代理店概要

華やかイメージが強く新卒にも大変人気のある業界ですね。広告業界=広告代理店といっていいかと思います。広告代理店は主に、総合広告代理店、専門広告代理店、ハウス・エージェンシーとおおまかに3つに分類ができます。総合広告代理店は主に、メディアの種類を問わず製作会社や分野を特化した広告代理店を買収や設立など子会社として持つことで、多くのメディアに対応が可能なことが特徴です。専門広告代理店は、一部の分野に特化した広告代理店を指しますが、近年はインターネット広告特化型が多いですね。最後のハウス・エージェンシーは、親会社の宣伝活動支援を専門にする事業子会社です。先述2つは多くのクライアントを抱えるのに対して、ハウスエージェンシーは親会社の一社というのは明確に異なります。

広告業界の動向

広告出稿は特に景気との連動性が高いことが特徴です。=景況感のゆるやかな改善を背景に、広告業界も緩やかな成長が続くかと思われます。
業界は大きく5つの媒体に分類され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットを元に解説されます。近年インターネット広告市場は右肩上がりで、2005年と2013年を比較したときに、インターネット広告市場は、約2.5倍まで成長しました。また今後は動画広告が注目を集めており、今後も成長が続くと見られています。しかし他4媒体は、成長は鈍化傾向にあり、特に新聞は市場の縮小が止まりません。今後広告業界へ転職を目指される方は、特に希望の代理店が、どの媒体を得意としているかは、必ず確認されることをお勧め致します。
スマートフォン向け広告も急速に普及しており、既存利益の中心にあるテレビ広告を、ネット広告、商業施設などのプロモーションなどと組み合わせるクロスメディア手法に切り替え、ファイスブック、Twitter、LINEなども積極的に活用しています。

広告業界ランキング

国内広告代理店
第1位 電通(売上高2兆3093億円 営業利益714億円)
第2位 博報堂DYホールディング(売上高1兆0959億円 営業利益339億円)
第3位 アサツーディー•ケー(売上高3427億円 営業利益13億円)

海外広告代理店
第1位 WPPグループ(売上高1兆8732億円 営業利益2397億円)
第2位 オムニコムグループ(売上高1兆4876億円 営業利益1861億円)
第3位 ピュブリシスグループ(売上高9734億円 営業利益1625億円)

テレビCMを含む国内広告市場で圧倒的なシェアを誇る電通が際立ちますね。また海外広告代理店のイージスグループの買収は記憶に新しいかと思いますが、日本のみで最強という皮肉を言われた電通も、今や海外比率50%を超える企業となりました。今後も業界大手の海外進出は加速して行くと思われます。

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